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三崚堂ブログ

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頚が…

日曜日、お世話になっている同じ業界の先生を治療し、合間に自分もその先生に骨格調整してもらった。

チェスター(背骨の調整)をしてもらった直後から左頚部に痛みが走った。

背骨の調整なのに頚に痛みが来たのは、自分の手で頭を抱える姿勢で施術者がそこを抱えるようにして調整するためで、先生の抱え込みがキツ過ぎた為に頚の筋肉か腱か靭帯を伸ばしてしまったものと思われる。

普通ならば、その部位を十分ほぐして柔らかくしてから行うので問題になることもないのだが、この日はほぐすことなくいきなり矯正したのが良くなかったのだろう。

頚が右に傾き動かなくなり、少し動かしただけでも激痛がはしる。
時間を追う毎に痛みは増し、夜にはもうどうして良いかわからないほど痛んだ。

夕飯時に肉を焼いたからワインでも飲めばと妻が勧めてくれたが、痛みでコルクを抜けず断念。
そんな状態で飲もうとするのも、飲ませようとするのもどうかしているが…。

横になっても枕に乗せた頭の位置が定まらず、痛みで眠るどころではない。それでも何とか無難な姿位を見つけて寝入るが少し動くと目が覚める。
朝方眼を覚ました時には寝入った時からまったく動かず同じ姿勢で眠っていた為、体も痛く、体位変更を試みるが下手に動いてまた激痛。痛みで吐き気を催した。


とりあえず鎮痛薬をもらいに朝イチで整形外科へ。
レントゲンを撮り、骨には異常なしということで薬を出してもらう。

理学検査のひとつもせずに写真だけでの診断。
それほど重症じゃないってことなのだろうけど…。

病院へ行くといつも思うことだが、医者って薬は出してくれるけど他には何もしてくれない。
『医療を施す者』が医者なわけであって、『薬の処方箋を出す者』を医者と言うのだろうか。

それでも処方してもらった薬を飲むと痛みは軽くなる。
医者が凄いのではなくて薬が凄いのだ。
ただ、薬が切れるとやっぱり患部が痛み出す(ここを治してくれるのが医者だと思う)。

自分で鍼したり灸したりしてみたが痛みで背中に手が回らない…。
足や手のツボを使って治療してみたが芳しくない(やっぱり私も医者じない)。

後日、知人のお勧めの鍼灸院に行ってこようと思う。
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2007年3月、満を持して治療院を開業しました。

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