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三崚堂ブログ

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『中国医学はいかにつくられたか』

…という著書を読んだ。山田慶兒・著、岩波新書・刊。

この著書は直接臨床に活きてくるものではないかもしれない。

ただ、数ある古典の内容のみならず、それらが編纂された歴史的背景まで詳細に記されていることから、それら古典類の分類、系統を知るには良著であると言える。
それらが古典の理解・解釈をさらに深めることになると考えれば、間接的には臨床に役立つと言えなくもない。


それにしてもこの著者さん、知識がハンパじゃない!

さすが、京大名誉教授!!


そういえば、どこぞの某エディターさん(女性)が昔言っていた。
東大など一流の大学の先生は書いた原稿の文章がシッカリしているが、その辺の適当な大学の中には教授と呼ばれる人なのに滅茶苦茶な文章を書いて来る人がいる…と。

偏見ではないんだと思う。それなりの道を歩んで来た結果なのでしょう。


我が身に置き換えると、(こんな文章を書いていて)耳が痛くなる。
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2007年3月、満を持して治療院を開業しました。

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