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三崚堂ブログ

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GW

ゴールデンウィークも終りました。一昨年は連休中も営業したのですが、そんなに忙しくなかったので、昨年から休むことにしました。
それで今年の連休は『八景島シーパラダイス』に行って来ました。

ウチは車がないので延々と電車で向かい着いた頃にはすでにお疲れモード。それでも奮起して動物達のショーや水族館、その他諸々を観て回り、子供も楽しかったと満足してくれた模様。

家まで帰るのはしんどいねということで、昼過ぎになってから宿探し。GWの真ん中だし無理だよねと思いながら電話してみると、案の定「今日は一杯ですから!」とあっさり断られる。やっぱり無理だよと言いながら二軒目に電話してみると今度はあっさり予約がとれた。
『えっ!とれたの!?』って感じで喜ぶのと同時に、『この繁忙期のしかも当日に予約がとれる宿って逆に大丈夫か?』と一抹の不安を感じる。
宿に着き、入口にあった『本日の宿泊・歓迎○○様』と書かれたボードを見ると、その日はウチの他には一組しか宿泊していない。この連休中のしかも真っ只中で…。これはマズかったかな?と不安感は高まる。
しかし、中に入ってみると悪い感じはなく、気の良さそうなおばちゃんが出て来た。おばちゃんは子供二人にとても優しく接してくれて二人共ニコニコなついてしまった。

『ザ・民宿』的な和室に通され、そんな部屋が何気に落ち着く自分に、根っからの貧乏気質を感じる。
押し入れの上には、使い勝手が悪そうで、封印されているのではないかと思わせる不気味な戸袋があった。「あそこにはきっと河童のミイラが入ってるんだよ」と言って盛り上がる。
ある壁には水しぶきが飛び散ったかのような黒い染みがあったり、その傍らにある窓には模様が異なる刷りガラスがはめられていた。
さらに部屋の壁に貼られた注意書きには『お客さまどうしの小暴力にお気をつけ下さい。』と。

なるほど、ミステリアス感とデンジャラス感を売りにしてる宿なのね。

結果的には安くて、昭和な感じで、布団もセルフサービスだけど余計な干渉もなく気軽に泊まってこれる良い宿でした。

帰りの日の朝、数日前に頭手足のない遺体が上がったという海岸で、妻と娘がはしゃぎまわっていた。雨なのに…。

なにはともあれ、子供が喜んでくれるGWを過ごせて良かったなと思う私でした。
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2007年3月、満を持して治療院を開業しました。

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