悩める一年生

花の小学一年生の娘がひとつ目の壁にぶつかっている。

見た目と違って、シャイで引っ込み思案な性格が災いしてか、学校や学童で孤独感を味わうことがあるみたいで、それが辛いようだ。

保育園の頃も、一緒に遊んでいた友達が引っ張られて行ってしまって一人になってしまうことを『心が痛くなる』と言って嫌がっていたものだ。

一人が嫌なのに、シャイだから知らない友達に声を掛けられない。

『みんな寂しいのは嫌いだから、自分から声を掛けてあげればみんな喜んで話してくれるよ』と提案してみるが、娘的にはそう簡単なものではないようだ。

それでも声を掛けてもらっての友達の輪が少しずつ広がっているようなのが、せめてもの救いである。


はやく学校でも、保育園の頃のようなキラキラしていた娘になって弾けてもらいたいものだ。

たまには

最近はもっばら育児参加日記になってたが、久しぶりに治療のはなしを。



他院で骨格矯正を受けてから呼吸が苦しくなるような背中の痛みが出たと言い、頸椎コルセットを付けて来院した方がいた。

この方は再来院の方で、鍼で何とかならないかとの相談だった。

実はこの方、後縦靭帯骨化症を患っており、頸椎を手術したことがある。
この疾病を簡単に説明すると、頚から腰まで積み重なっている背骨全体を繋いでいる靭帯のひとつが骨の様に固くなってしまったものである。

そんな既往のある患者さんに骨格矯正をしてはいけないのは素人でも判りそうなものだが、それをしてしまう施術者がいることにまず驚いた。


前回来院した時から背面全体が硬いなとは思っていたが、より一層硬くなっていてこれにも驚かされた。
5番（0.24mm）の鍼（→けっこう太い方）ですらなかなか刺入できないほどの硬さで、指圧ではまずほぐれないだろう。

この硬さを見てみても骨格矯正には不向きで、急激に伸展された軟部組織を痛める恐れがある。
何を狙っての骨格矯正だったのか未だに解らない。


局所の治療を一週間ほど続けると硬さは緩み、柔らかさが出てきたが痛みは残ると言う。

その後、経絡的な治療を加える事で快方へ向かった。



局所治療と経絡治療のそれぞれの仕様と効果がハッキリして得るものがあったと同時に、骨格矯正の危険性も再確認した。

施術を受ける方も信用できる施術家を選んで下さいね。

春

暖かくなりました。桜が咲くと時をほぼ同じくして胡蝶蘭が咲き始めました。

写真の花は、昨年、第三子が生まれた際に上京した母が買って来たもの。

もう一鉢、開業時にいただいた白い胡蝶蘭があり、二鉢をひとつにまとめました。白い方はまだ蕾です。

紫と白と同時に咲いたらきれいだろうなと思うのですが、白が追いつけるかな。



植物が活動し始めるということは、自覚しなくとも動物も変わりはじめます。冬毛が抜けてくように。

人間も例外なしです。体調管理に気をつけましょう。

入学式

午前中、入学式に出席。

高校を出てから約20年振りに公立学校に足を踏み入れた。

体育館の天井や放送室？教官室？が懐かしい。昔とあまり変わりないようだ。

凛々しい六年生に手を引かれて入場して来た娘は青白い顔をして目の下がクマってる。明らかに堅く、ひと目見て心配しちゃったけど本人は全く平気だったと後に言っていた。

二年生からお祝いのピアニカ演奏と歌。昨年まで保育園で見ていた顔もあったが、とても上手な演奏でしっかり小学生していた。一年後にはああなるのかとしみじみ。

ステージの前にセットされた演壇で校長先生やPTA会長さんが話していた。何ででしょう、今どきの式典ではステージを使わないのだろうか？それとも一年生の目線に合わせたのかな？




入場中、保護者席にいた親を見つけて泣きついて離れない男子がいた。こういう子もいるんだなぁと思いながら、真っ青な顔しながらも堪えていた娘は頑張ってるなと関心。…と言っても、その子以外みんなきちんとできてたけど。

大人になってから見るとあまりにも小さな教室でベテランっぽい女性の先生が出欠をとる。みんな元気に手を挙げて返事をしていく。返事がなく『おや？欠席かな？』と思ったら例の男子くん。

親と子供と一緒に、配られた用具やプリントの説明を受けてる最中、椅子を離れてチョロチョロする子がいるなと思ったらまたまた例の男子くん。

なるほど、ベテラン教師が担任なわけだ。

後から聞いた話だが、このクラスはもう一人先生がついて授業するとかしないとか。

今日は桜が満開。雲ひとつない青空の中の入学式だった。くれぐれも娘の小学校生活に暗雲立ち込むことのないことを祈る。

頑張れ、娘！
おとなしくたのむよ、例の男子くん…。

保育園デビュー

第三子・ガクもついに保育園デビュー！まだ馴らしですが。

入園説明会を受けるちょっとの間預けて、部屋に戻ると号泣してたらしい。

帰りのおんぶで、寝ながらもヒックヒックと泣いてたそうだ。
姉兄も通った道（兄は全く動じてなかったが）、頑張りたまえ！



ちなみに上二人は８ヶ月から保育園へ入れたが、ガクは６ヶ月。この月齢にして姉の保育園デビュー時並みに人見知りして泣いてるのだから成長が早いのかも…と妻は言う。ハイハイももう秒読みだし、運動機能も上二人より断然早い。
上二人からの刺激が脳を鍛えてくれてるのかな？

初出演①

先日いつものようにFM NACK5を聞いてたら、NAOKOさん（女性パーソナリティ）とジャンケンをする企画が始まった。

すかさず、

>出てーラジオーーおねがいーーー！！

と育休中の妻からメール。
朝かけたラジオをそのまま聞いてたようだ。

ま、どうせ選ばれることもないだろうと軽い気持ちでメールしてみた。

>育休中の妻カズナがジャンケン出てよ～と職場にメールしてきて、うるさいので出させて下さい。

…と。

コーナーが始まると電話が鳴って、『なんだよ、ここで予約かよ～』と思い電話にでると、「NACK5ですが…」と来たもんだ。

「今喋ってる方の後に出てもらっていいですか？」と聞かれ、「はい、ありがとうございますっ！」

待ってる間、受話器の向こうからもパーソナリティの会話が聞こえてきて本物感たっぷり。なんだか超ドキドキしてくる。

前の人は三回くらいあいこでしょ。焦らされる。
結局、AOKOさんが勝って自分の番に。

土屋さん（男性パーソナリティ）が「カズナさん自分でメールしてくればいいのにぃ」なんて言いながら「もしもし～」と来た。

脱オムツ

息子の脱オムツが近い。

数週間前、湯船の中でオシッコをして「中でしちゃだめよ」と注意したことがあったのだが、息子は自己申告してたので、オシッコへの意識が出てきたんだなとは思っていた。

先日、「オシッコが痛い！」と言うので、『？？？』と思ったのだが『オシッコがしたい？か？』と思いトイレへ連れて行くとしっかりオシッコができた。

『さよなら会』の時も帰り際にトイレのスリッパを履こうとしてて、『もしや…』と思いスリッパを履かせ、オムツを外してやると、やっぱりちゃんとオシッコできた。

昨日の夜、湯船の中で「そっち行く」と洗い場を指さすので出してやると、そこでオシッコをした。先日、湯船の中で注意されたのを覚えていて「なかでしちゃだめなの」と『ちゃんとわかってるよアピール』までしてくれた。

洗い場ならしてもいいってわけじゃないけれど、オシッコへの意識がしっかりしてきたことはありがたいこと。オムツ外れるとかなり楽だもんね。

しばらくは洗い場でオシッコしても許してやろうかなと思う。

さよなら会

３月３１日、保育園へお迎えにいくと、『おともだちさよなら会』が開かれていた。

会の終盤の歌でみな号泣。最後には、一列になって椅子に座る去りゆく先生＆年長さんに対し、在園児がひとりずつ順番にさよならの言葉を掛けていき退場。

１歳児クラスの弟も並び、泣いてる姉を見てもらい号泣。他の１歳児で泣いてる子はいなかったので、意味がわかって泣いてるわけではないのだろう。

娘も園を出るとケロッとして、「もうハンカチいらな～い」てな感じ。

二人とも雰囲気に飲まれてただけなのか？

謝恩会①

日曜日、謝恩会がありました。
保育園の先生方へのお礼の会です。

転勤して行った先生でも、特にお世話になった先生は数人招待されていました。

娘の一番好きだった転勤して行った先生も来てくれて、シャイな娘ではあるが自らその先生のところへ行って甘えていた。

私のところへ戻ってきたかと思うと、持参した折り紙にメッセージを書き、何やら折り込んで先生に渡しに行っていた。


自分で思い立ち、行動に移す。

家にいると大方が親の「あれしなさい、これしなさい」指示で動いてる子供なので、自発的に発案し行動する姿を見て、些細なことながら成長を実感した。

寝言

子供達はよく寝言を言う。

娘はこの前「えっ、何で、何で、何で…」と言っていた。何か想定外のことが起きたのか。
娘はガバッと上半身を起こして言うことが多い。

息子は寝言が多い。
「おなかすいたなぁ…」寝てても食べたいのでしょう。
「お外行きたい！」夢の中でも思い切り遊びたいのか。
「もう真っ暗。」人生？
最近マイ・ブームのお下がりおもちゃ「アンパンマンパソコンは？」だとか、
「メロンパンナ！メロンパンナ！」と呼びかけることもあった。
いろんな世界で遊んでいるみたいです。

ちなみに昔妻が言っていた寝言で忘れられないのが「なんか来た。来た。来た…、あ、いなくなった」てなやつ。何が来てたのか。迫り来る不安？はたまた大幸運？いなくなったけど…。

この前、妻に指摘された私の寝言。「～でやんす。～でござる。」どうやらタイムスリップしてたようです。