入学式

午前中、入学式に出席。

高校を出てから約20年振りに公立学校に足を踏み入れた。

体育館の天井や放送室？教官室？が懐かしい。昔とあまり変わりないようだ。

凛々しい六年生に手を引かれて入場して来た娘は青白い顔をして目の下がクマってる。明らかに堅く、ひと目見て心配しちゃったけど本人は全く平気だったと後に言っていた。

二年生からお祝いのピアニカ演奏と歌。昨年まで保育園で見ていた顔もあったが、とても上手な演奏でしっかり小学生していた。一年後にはああなるのかとしみじみ。

ステージの前にセットされた演壇で校長先生やPTA会長さんが話していた。何ででしょう、今どきの式典ではステージを使わないのだろうか？それとも一年生の目線に合わせたのかな？




入場中、保護者席にいた親を見つけて泣きついて離れない男子がいた。こういう子もいるんだなぁと思いながら、真っ青な顔しながらも堪えていた娘は頑張ってるなと関心。…と言っても、その子以外みんなきちんとできてたけど。

大人になってから見るとあまりにも小さな教室でベテランっぽい女性の先生が出欠をとる。みんな元気に手を挙げて返事をしていく。返事がなく『おや？欠席かな？』と思ったら例の男子くん。

親と子供と一緒に、配られた用具やプリントの説明を受けてる最中、椅子を離れてチョロチョロする子がいるなと思ったらまたまた例の男子くん。

なるほど、ベテラン教師が担任なわけだ。

後から聞いた話だが、このクラスはもう一人先生がついて授業するとかしないとか。

今日は桜が満開。雲ひとつない青空の中の入学式だった。くれぐれも娘の小学校生活に暗雲立ち込むことのないことを祈る。

頑張れ、娘！
おとなしくたのむよ、例の男子くん…。