ナオのその後

二日目の朝に大泣き。

ガクの支度をしていたら、ジッと待って居られないナオは気分を害し、向こうの方でジタバタ、ギャーギャー、グズり出す。

通り掛かった当園二児在園の先輩ママから、「こっち（ナオ）が先だね」と指摘され、ガクの荷物は放ったらかしでナオのクラスへ。

二人のお友達が近づいて来て何やら話しかけてきてくれた（ナオにというより私に）が、さっきからグズっているナオには、寄って来るお友達を鬱陶しがってまた泣き始める。

ガク抱っこ、ナオおんぶで支度を済ませる頃にはナオも落ち着き、サッサと外遊びに出て行った。

ふぅ。



「新しい保育園はどう？楽しい？」と質問すると、「うん！楽しい」と答えてくれる。

保育園へ向かう道中も嫌がる様子は見受けられず、むしろ積極的とも思えるくらいで、今のところいい感じ。

そんなこんなで、ナオの転園作戦は無事終了ということにしときます。今のところは。

暴風雨接近中

昨年、帰宅困難状態を経験したからか、15時45分現在、スーツ姿の会社員達が21時頃並みの混みようで電車内に溢れている。

良いことだ。


私はこの後ひとっ走りして、三匹のお迎えに。

そして新保育園初日

ガクの支度を先に済ませ、いざ『うみ組』に乗り込む。

大きい保育園だけに、いるわいるわ子供が。

子供が多い割に先生は二人。バタバタと忙しそうで、教室に入るとサラッと挨拶を済ませるとまたバタバタ。

わからないなりに支度を済ませ、ナオを送り出そうにもキリが悪い。ひとこと「ナオくん、こっちだよ～」とでも言ってくれれば送り出しやすいのに…。

新顔が入って来ようが、子供も先生（それどころじゃなく忙しかったのでしょうが）もみな知らん顔って感じ。

でも、それがかえって良かったのか、ナオもひとり勝手にぶらぶらし始め、何気なく教室に吸い込まれて行った。

『えっ？そんなあっさり？』って感じで逆にこっちが戸惑い気味。どうなることやらと心配していたのが、まったくの杞憂に終わった。



ナオにとっては友達がいるいないはさほど関係ないのかも知れないなと思わされた。しばらくカーテン越しに眺めていたけど、アッチ行ったりコッチ行ったり、やっぱりひとりでぶらついていた。

これがお姉だったら、そう簡単にはいかなかっただろう。ナオで助かったわ。

続・ナオの最後の日

ナオの保育園最終日。

転勤で保育園を去る先生方、年長さん、転園する子供達へのお別れ会がホールで行われたらしい。

ナオも壇上にあげられて、みんなの前で泣かずに立派に名前を言えたそうで、それを見ていた先生の方が涙ウルウルだったそうだ。

帰りの玄関では泣きが激しかったようだが、思ったよりもダメージ少なく最終日を過ごせた様子。

とりあえず、ナオ転園作戦前半戦が終了。後半戦となる新保育園への適応は、来週の月曜日から始まる。



ナオの転園で、お姉から続いた7年に渡るこの保育園への通園は終了。

お姉の卒園時にはまだまだナオの通園が残っているので『やっと折り返し点か…』と思っただけだったが、さすがに今回は『この園にはもう足を踏み入れることがないのか…』と多少感傷的になりました。
元園関係者の皆様、7年間本当にお世話になりました。ありがとうございましたm(_ _)m



それでも、保育園への通園はまだまだ続くのであった。

ナオの最後の日

一昨日の妻の話。

『お迎えのとき、ナオが帰り際に玄関でお友達の靴も出してあげて、ふと「ナオくんここにいないのさみしいなー」と言っていた。』

とのこと。転園について自分からは一言も話すことがなかったナオの本音がポロリとこぼれてしまったようだ。

帰りに転園するナオに、クラスの友達の顔写真を一枚に集めた『写真色紙』みたいなものをもらってきた。

昨日のナオは登園後に大泣き。

昨日から、これまで二階だった教室が一階の新たな教室『ほし組』へ移動。ナオにとっては通うことのない教室…。

新たな教室で賑やかにはしゃぐ友達を横目にひとりシクシク…、やがてガクがもらい泣きしてしまうほどの大泣きに。

「たった二日だけどみんなと一緒にほし組に来れて良かったじゃん」と声をかけると、「でもみんなはアノ写真もらってないんだよ～(泣)」

記念に貰った『写真色紙』がナオの心に引導を渡してしまったようだ。

今朝のナオは一転、「早く保育園行こう！」と真っ先に家を飛び出していた。手には例の『写真色紙』を持って。（規則上園には持ち込めず）

今日はクラスでナオのお別れ会をしてくれるそう。
とうとう本当のお別れの日が来ちゃいました。
今日はどんな顔して帰って来るのだろうか。

寂しい思いをさせてごめんね、ナオくん。

ナオ、面談。

先週の話になるが、ナオを連れて新しく通うことになる保育園の面談に行ってきた。

ナオにとってはいつもガクの支度を待っている場所での面談だったので、緊張したようすは見られなかった。

用意しておいてくれた車のオモチャをいつものように長々と並べて遊んでいた。

実際に子供と先生のやり取りは数回程度で、
先生：「ナオくんは食べ物は何が好き？」
ナオ：「う～ん、全部好き」
先生：「ナオくんは何のお遊びが好き？」
ナオ：「う～ん、車（たぶんミニカー）」
先生：「ナオくんは誰と仲良しなの？」
ナオ：「う～ん、みんな」

とっても漠然とした答えしかしないナオ。
ただ、「う～ん…」と考え込む時の『困り笑顔』が先生の笑顔を誘ってました。

ま、らしいと言えばらしいです…。


ロッカーや下駄箱に名前と一緒に貼られる『マーク』を選ばせてもらったナオ。

ガクが『スイカ』なので『メロン』を推奨するパパを尻目に『青い魚』を選んでいた。そのセンスはパパ譲りではない。


ガクを引き取りに行ってる間、ナオは先生に連れられて、来年度同じクラスになる子供達のいる部屋へ。そっと覗いてみると違和感なく遊んでいた。


いつもガクの送迎に同伴させているからか、すんなり馴染んでいたナオだったが、果たしてナオは転園という現実を理解しているのだろうか。

ガングリオン

肩こりの治療ついでに、手首のガングリオンを治療してほしいと言う患者さんが来ました。

肩、後頚部へ鍼、右扁頭痛がすると言うので右足へも刺鍼。その後、指圧治療。上部頚椎右側に変位があったので骨格矯正して、肩こり治療は終了。

ガングリオンは不動性のもの。
接骨院では超音波治療したが変わらずとのこと。
『以前勤めていた接骨院でも超音波治療しといたなぁ…』と思い出しながら、三回ほど手技操作をして消してあげました。

患者さんは、「うわ、すげー！」と驚いていましたが、知っていれば誰でも出来ることなのでした。

６年目

日曜日、開業して丸5年経ちました。

ご来院いただきました皆様、ありがとうございました。



開院した日付、ウチの妻も私が言うまで気付くことはなく、私ひとりひっそりと5周年の感慨に浸ろうと思っていたら、前日の土曜日に丸二年振りに来院して「おめでとう」と言ってくれた患者さんがいました。

わざわざこの日を気にして来てくれた（と私は勝手に思っている）と思うと感激です。しかも朝から雨が降り続く日だったにもかかわらずです。

「何周年かはわからないけど…」とは言ってましたが、私以外に日付を覚えていてくれただけでもう嬉しいかぎりでした。

心の中では『三崚堂・名誉患者さん』に任命です！

Ｓ田さん、ありがとうございました。今度は二年も空けずにご来院いただければと思います(笑)。

ナオの憂鬱

ナオの転園先の面接が近づいて来たので、一昨日お風呂で転園についてを話してみた。

数日前からママからは告げられていたが、私からは初。

妻の話では、話してみてもノラリクラリと聞いてるんだかいないんだか…な感じで、最後は「もうその話はしないで…」と言われて終わりと。
でも、うっすら気づいていたのかな？といった感じらしい。

私が話してみても、「Dちゃんのアマジョンいつ来るの？（私の兄（D）が仮面ライダーアマゾンのDVDを送ってくれた話を持ち出して）」とか、「4月になったら仮面ライダーの映画観に行こうね！」などと話をはぐらかしてばかり。
最後はやっぱり「もうその話はしないで…」。

わかったけど気持ちの整理がまだつかないといった感じに見受けられた。

小さな心に、大きな葛藤を抱えているように見えて可哀想なのだが、避けては通れない。

少しでも心の負担を減らしてあげたいものだが…。

病気の巣窟化

ついに我が家にもインフルが襲来。

先週の土曜日、お姉、ダウン。
最高38.5℃だったが、夜中「喉が痛くて息が出来ない～」と泣いていた。
その後一週間解熱せず、今朝やっと平熱に。

ガクも同時期に発熱嘔吐下痢を発症。長～いのを鼻の奥まで入れる検査の結果、インフル陰性。ウイルス性のお腹の風邪か。

ナオはひとり「あ～ま～じょ～ん！キィ～ッ！」と楽しそうに遊んでいたが、一昨日から発熱嘔吐下痢。症状からしてガクの風邪。
一昨日、保育園で寸劇発表があり、元気に、上手に、楽しげに発表してくれたのだが、聞くところによるとその日の朝から「お腹が痛い」と言っていたそう。ナオのデリケートさを知っている先生方は、寸劇発表の緊張からくるお腹の痛みと言っていたけどウイルスじゃん。

妻と代わるがわるの看病。
私の方はまだしも、仕事が切羽詰まってきたらしい妻にとっては、間に合わない分を深夜と早朝にこなさねばならないという酷な一週間だった。

妻にこそ無理してインフル感染しないよう気を付けてもらいたいと思います。