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三崚堂ブログ

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悪咀 Part2

悪咀のツボとして『鍼灸読本』には中脘、上脘、陽池が挙げられている。著者の代田文誌さんは澤田流門下で、この澤田流では中脘と陽池は子宮の位置不正を整えるツボとされている。代田さんは後年、『針灸臨床ノート』で陽池は言うほど重要でもない旨のことを記しており、その言葉に従えば中脘と上脘だけで効果があるということになる…ほほぅ、では試してみようということでまたしても妻は犠牲となる。哀しき鍼灸師妻の実態。妻がツワリで苦しんでいる折りに中脘、上脘二穴で効果を試してみた。なるほど二穴だけでも効果があるらしく、お灸をすえた後はしばらく調子が良いらしい。また、中脘一穴だけでもそこそこ効果があることもわかり、その後も悪咀がひどくなると中脘のお灸に随分助けられた。ツボが一つで手間もかからず効果も出るので大変有用だと思われる。
ウチの自転車にゲロ逃げした猫もまさか悪咀がひどかった訳ではないだろうが、ゲーするほど気持ち悪いのならお灸してやるのに。…でも猫の中脘ってどこなんだ?
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悪咀 Part1

一昨日の朝の出来事。子供を保育園へ連れて行くのに、いつもの如く自転車置き場へと入って行く。すると、何やら生臭~いにおいが充満しており、いつもはそんなことは一切ないので???と思いながら我が家の自転車へ向かう。子供用シートにアンパンマンの座布団を敷こうと思ったその瞬間、(@_@;)衝撃的な光景が!なんと、子供用シートの座面上に鰺か秋刀魚かわからないが、ひかりものの魚の半分消化しかかったものの塊が2つボトッと乗っかっているではないか!
昔ウチで飼っていた北海道犬のコロ(soft bankのCM犬に激似)が大好物の食べ過ぎで同様の物体をゲーしていたのを思い出す。ウチのコロはその物体を再度ペロッと食べてしまいそれにも大変驚かされましたが、ここのノラ猫はそれを放置して行きやがりました。悪臭源は我が家の自転車で、上空にはデカイ蠅が旋回していたのでした。
とりあえず子供を歩きで連れて行き、帰宅後それを処理しなければならない。しかし仕事にも行かなければならない…ムムム…あっ、産休中の妻がいた!ということで残酷なのだが身重の妻を処理係に任命した。一見いや一嗅するなりオェ~ッてなってた妻だが、その様子を見て数ヶ月前のつわりを思い出した。
そう、今回はつわり[悪咀]について書こうと思っていたのですが前置きが長~くなってしまいましたので次に回すこととします。
Part2へつづく

副都心線

副都心線が開通してから一週間経ちました。私自身、沿線に住んでいるのでとても楽しみにしてたのですが、開通当初のダイヤの乱れには腹立たしさを覚えました。たぶん、私だけではないでしょう。そう、私だけではありませんでした。
開通翌日に副都心線を利用したある患者さんの話です。要町にお住まいのその患者さんは池袋でお祝いの会がありスピーチを頼まれていたとのこと。会場が立教通り沿いにあり、副都心線からの出口は絶好の位置。開通したての話題の線で、スピーチのネタにでもできるかなと意気揚々と副都心線のホームへ。しかし待てど暮らせど電車が来ない。やっと来たかと思いきや電光表示器には『PASS』の文字。パ、パス~(◎o◎)!?まるで電車から、自分の乗車を拒否されたという感覚、『はい、あんたはパスね~』みたいな感覚を受けたという。その快速をやり過ごした後、やっと来た電車はまたしてもパス(☆o☆)!!まるで電車に持て遊ばれている感。「あ、あなたに乗せて下さ~い!」と思う間もなく電車は目の前を通り過ぎて行く。
ようやく要町駅に止まってくれる電車がやって来た。ふと電光表示器を見やるとそこには『LOCAL』の文字。ロ、ローカルッ(ToT)!こ、このオレを、そして愛する我が町要町を田舎者呼ばわりするかっ!!
散々、電車にコケにされた(と思った)その患者さんはお祝いの会には遅刻。スピーチにも遅刻と踏んだり蹴ったりだったそうで、二度と副都心線には乗らないっ!と憤慨していました。ちなみに『PASS』は急行の通過、『LOCAL』は各駅停車です。
それにしても副都心線って、西武池袋線と東武東上線に乗り入れてますよね。しかも快速まで作っちゃって。何かあった時のダイヤの乱れは相当なものになる予感がするのですが…。有楽町線はそこそこ優良な路線だっただけにとても心配です。東京メトロさん、そこんとこ頼みますよ~。

逆子には…

ウチの長女がまだお腹の中にいる頃、超音波検査で逆子と言われ、鍼灸師の妻ならば当然という流れで、否応なく『逆子の灸』をすえることに。足の小指の外側爪甲根部に足太陽膀胱経の『至陰』というツボがあり、そこに左右5壮ずつすえた(右の方が効くらしいのだが…)。2日目、片足の2壮目をすえたところ妻が驚きながら、胎児がグルンと動いたと言う。そこでお灸をやめ、次の検査では正常な位置に戻っていた。正直なところ、すえた本人が半分くらい眉唾に思ってて直れば儲けもんくらいに思っていたのだが、予想以上の効果に私自身驚いた。
これは!と思い、再び逆子に出会えるチャンスを伺っていたところ、当時勤めていた接骨院に通院していたある妊婦さんのお腹の子が逆子と判明。一所懸命、習ってきた逆子体操をしてるのだがなかなか直らないと相談されたので、時節到来とばかりに『逆子の灸』を提案。その子も次の検査で正常位置に収まった。
つい先日、ウチの第2子がまたしても逆子と判明。今度は妻の方から積極的に『逆子の灸』を求めてくる。しょ~がないなぁと勿体ぶりながらすえると、私の目にもわかるくらいにお腹がグルリンと動いた。案の定、次の検査で正常に。
なんとも『逆子の灸』の効果は大したもので、昔むかしの中国の人はどのようにしてこのツボのこの効果を発見するに至ったのでしょうか。少なくとも後世の3人もの逆子が、その人が発見したツボ効果の恩恵にあずかってしまいました!時空を越えて、ありがと~っ(^O^)/~~

出ない時は

先日、肩や腰が凝るので指圧して欲しいという患者さんがいらっしゃいました。話を聞きながら施術していくと、かなり昔から頑固な便秘で実は今も辛いとのこと。お腹を触ってみると下腹部の張りと、どうやら骨盤うっ血もありそうで、これらの症状には鍼が効く旨をお話しし、鍼治療も行いました。
取穴は頭部と腹部、足部、腕部、さらに腰部にはお灸もすえました。
翌日、その患者さんから「どれが効いたのか分かりませんが・・出ました!!どしゃぶりです。本当に幸せですありがとうございました。」との嬉しく微笑ましいメールが届きました。
「どれが効いたかわかりませんが…」とありますが、腕部の『澤田流神門』や、『快速針刺療法』に便秘の主穴とある『支溝』などが効いたんだろうなと思ってます。
なにはともあれ、喜びの声が聞けるのは大変嬉しいことで、この仕事を生業にして良かったなぁと思える瞬間です。こちらこそありがとうございました~。

わかるかな

ある患者さんの話。先日、富山で変わった治療を受けてきた。水晶の振り子を人体図にユラユラさせ、ある部分でピタッと止まる。さらに拡大図(それもかなりリアル)を取り出してまたユラユラ。今度もまたピタッ!あなたは○○の△△の部分が悪いですねと言われ治療。それがバッチリ的確だったらしい。
その患者さんは、その手の治療をたくさん受けたことがあるらしく、ある自称スポーツマッサージ師は手のひらで全身をスキャンし、○○の気の流れが滞っていますねと指摘してきたらしい。
さらには知り合いの某エステティシャンも全身の気の流れを読み○○の異常を指摘してきたとのこと。
そんな中、私に対して『え~!うえのさんはわからないの~(@_@;)』とビックリ。え~え~私はわかりませんよ!…って言うか、わかる方がビックリに値すると思うのですが…。
はて?もしかして、みんなわかっちゃってて、わかってないのは私だけ???

池袋 Part3

…で、結局何を言おうとしたのかというと、警察は葉っぱの不法所持の取締りもしているんだよということです。
ちなみに、その後、帽子に付いていた葉っぱのマークを外したところ、やけに呼び込みに声をかけられるようになったのは偶然なのでしょうか?

池袋 Part2

細い路地をでると前方からパトカーが!!(こいつオレをつけている!!)いつものスポ新を買おうとコンビニに入ろうと思い一歩店に踏み入れるがレジが激混みだったので踵を返す(確かに怪しい動き)。二軒隣のコンビニに入りスポ新を買い、店を出ると左手からパトカーが(やはり俺がターゲットか…)。もうすぐ治療院という所で捕まってしまう(逃げ切れなかった)。人生初の職質である。確かに大きなバッグを持ち、ジャージ姿で、帽子を目深にかぶり、パトカーをチラチラ気にしながら、細い路地に逃げ込み、コンビニに逃げ込もうとするがフェイントをかます怪しい動きをすればマークされても仕方がないか…と思う。
財布から名刺入れから、隅から隅まで探っていたが何も出てこない。何を探しているのか聞くと葉っぱだそうで、葉っぱの売人かと思ったのだそうだ。帽子についていた楓の葉のマークがサインだと思ったらしい。警察も丁重に侘びを入れ退散していきました。
-Part3につづく-

池袋 Part1

最近、池袋近辺には警察の見回りがとても多い気がする。某つり目の逃亡犯が潜伏しているからとか、洞爺湖サミットのテロを警戒しているからとか色々言われていますが何のためなのでしょうかね?一度、見回り中の警察官に聞いてみたいものだ…と思っていたら先日こんな出来事が。
池袋西口の商店街内をパトカーがノロノロ運転で見回りをしていた。交差点で私はそのパトカーに出くわす。パトカーは進むのか止まるのかハッキリしないので、邪魔くさいなぁと睨みつけながらパトカーの前を横切る(パトカーが気になったわけではない。ただ邪魔だっただけ)。なんとパトカーが後ろをノロノロついて来る(ほんっと邪魔!!)。次の曲がり角を右折。まだついて来る(こいつはどこに行きたいねん!関西人じゃないのに”ねん”をつけたくなる)。いつもの通り道の細い路地に左折する(じゃぁね~、パトカー。いつもお疲れさん)。
-Part2につづく-

腕を磨く

ある患者さんの話。
マッサージや接骨院に行った時に、とんでもない人に揉んでもらった事があった。とんでもないというのは、とんでもなく的を射ておらず、何じゃこりゃ(@_@;)というくらい下手だっという話。
接骨院なら保険が利くのでまだしも、マッサージは実費分の料金を払っているのにその揉みはないだろう!と激怒したと。
確かにそういうことは多いんですよね。本来いけないのですがバイトの学生だったり、経験の浅いスタッフだったりが施術しているんです。その場で経験を積んで上手になっていく旨の話をしたら、何も俺で腕磨かなくても…と絶句してました。
もちろんお店で特訓を受けて、その店なりの合格ラインに達したスタッフを患者さんに当てているはずなのですが、人手が足りないからとりあえず揉ませるというお店もあるようですね。
かく言う私もそういう環境で腕を磨いた(患者様方m(__)m)クチであります。特に接骨院勤務では一日に来院する患者さんの数がとても多かったので、一気に経験値がアップしました。しかも重症患者さんも多数診られたので、そういった意味でもとても良い勉強・経験になりました。感謝です。
開業した今も、その当時からの患者さんが来てくれているということは、私にとってはとても有難いことです。少なくとも何じゃこりゃ(@_@;)とは思われてなかったんだろうなと自負してるのですが、どうなんでしょうかね。

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職業:
鍼灸師
自己紹介:
2007年3月、満を持して治療院を開業しました。

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