足関節捻挫

たまには治療の話もしましょう。

昨年末、12月頭に左足関節捻挫の患者さんが来院した。聞くと6月に階段を踏み外して捻って以来痛みが抜けないとのことだった。

その間、他所で治療を受けていたが治りきらないため鍼治療を勧められたらしい。

受傷当時、足関節周辺のに内出血がひどかったらしいので、吸収されきらず関節周辺に残存した血液による関節間の癒着が原因とみて、循環を促進させる処置と関節のモビリゼーションを施した。

その後、音沙汰がなかったが、年が明けてから今度は右足を捻挫したと言って再来院した。

前回の左足の捻挫は徐々に回復し、年末の頃には治っていたらしい。
6ヶ月間痛みがひかなかった症状だけに、鍼灸治療の効果があったと言えるだろう。



さて、今回の捻挫。厄除け祈願を正坐で受け、痺れた足で立とうとしたらヨロついて捻ったそうだ。

う～ん、厄、払えてるんだよね!?